第二段階のテストの内容

第二段階試験内容(ネイティブ試験官が第一段階試験の録画の一部を評価)

試験項目
クレーム対応問題
Complaints handling
正確性 Accuracy(3点)
流暢さ fluency(3点)
文化背景知識 Cultural background knowledge(3点)

ここでは、第一段階面接の「クレーム対応問題」の録画映像を利用して、ネイティヴ試験官が、第二段階評価の評価項目について精査する。

ただし、この段階では、個別的機能評価項目に分類される能力とそれを複合的に運用できる能力は既に十分備わっていることを前提に行われるため、それらについての評価はせず、全体を通じて、やり取りの中で文化背景的に適切な語彙や用法を使用しているか、また、正確かつ、よどみなく滑らかに話すことができるかも評価することになる。

すなわち、英語を単なるコミュニケーションの道具としてではなく、「生活の一部」に組み込むことができているかの評価。第一段階の評価のように、伝わればいいというレベルではなく、どのように伝えれば、自分と相手の「生活」をスムーズにできるかというレベルの問題で、言ってみればどれだけ「ネイティヴに近いか」を評価するということになる。