この試験は、試験官と受験者の間で、実際に人間のコミュニケーションを構成すると想定される9項目の能力について一つ一つ分析をするために約一時間をかけてじっくり面接する試験です。なお、この試験は最低限のコミュニケーションに必要な文法、語彙が備わっている方にとっての「コミュニケーション力」の測定に特化しているため、TOEICで言えば、450点、英検では3級満点合格、もしくは準二級合格の実力がある方に対してのみ機能します。
よって、完全にTOEIC等の机上の試験を否定しているわけではなく、テクニック対策などの英語能力に関係のない受験対策をせずに受験をするのであれば、これらの試験には基礎能力の有無を把握する機能はあると考えています。この試験の使い分けを十分ご理解いただけますと非常に有効なグローバル化対策が可能となると考えております。
Good Luck !!
面接官「私の息子が野菜嫌いで困っています。そんな私にとって、この問題を克服するためにベストだとあなたが考える対応策についてアドバイスしてください。」
受験者「それならば、野菜を小さく切って、息子さんが好きなものと混ぜてあげるのはどうでしょうか？」
面接官「画面上の文章を二分間黙読後、音読してください。その後一分間与えますので、このエッセイの内容をあなたご自身の言葉でまとめてください。」
■ 数値把握能力（配点5点）
■ 対象説明能力（配点10点）
■ 言語外表現能力（配点2点）
面接官「画面上の図の中のイメージをできるだけ詳細に言葉で表現してください。それでは、まず画面右上の部分の描写から初めてください。」
受験者「え～と。岩のような物の上にクレーンがあり、岩が動いています。」
面接官「その岩はどのような動きをしていますか？もっと詳しく表現してください。」
■ 情報把握能力（配点5点）
■ 数値把握能力（配点5点）
■ 言語外表現能力（配点2点）
面接官「これから、ある会社求人に関する情報を聞いていただきます。お手元に、メモ用紙とペンとカレンダーがあると思いますのでこの情報の中で重要と思われるものについてできるだけメモをとってください。放送が終わりましたら、一分間与えますのでそれらの情報を整理してください。その後、私がその内容についての詳細を質問していきます。」
■ 概念説明能力（配点10点）
■ 言語外表現能力（配点2点）
面接官「画面上の言葉が意味する概念をNGとされる単語を使わずに、またその下に書かれた文を始まりとして説明をして下さい。それではお願いします。」
受験者「え～と、これはその国の政府がある場所です。」
面接官「もう一度、その文を始まりとして別の角度から説明してください。」
■ 複合運用能力（配点20点）
■ 意見提示能力（配点5点）
■ 言語外表現能力（配点2点）
面接官「私が、あなたの会社の商品サービスに不満を持った顧客を演じ、クレーマーとしてあなたを追い詰めます。その際あなたはできる限り、顧客側と会社側の両方の利益のバランスを考えた上で、この問題を解決に導いてください。」
面接官「昨日予約した商品を、今日取りに着たら在庫がないってどういうこと？」
受験者「申し訳ございません、・・・・」
生きた英語を学ぶためには生きた英語能力を測定できるテストが必要と考えます。SEACTは日本の英語テストを本音で改革していきます。
